2011年2月25日金曜日

インド病院事情

ナマステ!

Village Stay問題編の前に、

最近謎の腹痛に悩まされていて、

病院に行って来たのでインドの病院事情について執筆します。


ジャックフルーツ事件の後、回復し何も問題はなかったのですが

3日前から右下腹部に痛みが・・・。

痛みは波があって、常に痛い訳ではなかったのですが、

せっかく保険にも入っているので、念のため病院に連れて行ってもらいました。

一緒についてくれたKimが病院内で写真をとっていたので、今回も写真付きで。


想像していたより遥かに大きく、綺麗な病院でした。


この病院はTATA motors Hospitalと言って、


TATA motorsの社員用の病院なのですが、


外来は一般でも受診が可能だそうです。


診察料は500円。


インド国籍を持っていなくても、すんなりと待合室へ案内されました。


待合室に行くまで 廊下を歩きながら、病院の綺麗さに感動していたのですが、


目の前からタンカと一緒に数人のスタッフが、


布でくるまれた人をのせて歩いてきて、まさかとは思いましたが


亡くなった人を移動している最中だったそうです。



案内された待合室には、


"MATERNITY"の標識・・・


そうなのです。


何故か案内されたのは産婦人科。


待合室には妊婦さんが大勢いました。


どうやら産婦人科の外来の先生が出勤していなかったらしく、


いっこうに名前が呼ばれません。

待つこと3時間、ようやく出勤をした先生に診察してもらいました。

ここで産婦人科に案内された理由が分かりました。

ホストファザーが女医さんを担当にしてくれと頼んでくれていたそうで・・・

ありがたいです。

女医さんはサリーの上から白衣を着ていました。

ちなみにインドのナース服は全身真っ白で、

・袖の詰まった?半袖のナース服
・頭に大きな三角巾
・白タイツ

でした。

女医さんはとても気さくな人で、英語も堪能。

素敵な人でした。

が!

診断の結果、

"Its either food poisoning OR you might be suffering from little appendicitis."

・・・・。

"PARDON!?"

即効聞き返してしまいました。

インドに来て、まさかの盲腸疑惑・・・。

しかし、女医さんは産婦人科の先生なので、

外科医の先生に見てもらった方が良いということで、外科へ。

途中からついて来てくれたNGOのスタッフが、

ジャールカンド州で議員をされているらしく、

受付で彼が自己紹介をすると、

待合室で患者さんが待っているにもかかわらず、

他の患者さんが診察を受けているにもかかわらず、

インドでは他の患者さんが診察を受けていても診察室に入って良いそうです。

診察室に入り、優先的に診察をしてもらうことが出来ました。

ちなみに彼のカーストはバラモンだそうです。

権力、そして階級社会を感じた瞬間でした。



外科医の先生曰く、

多分食あたりだけど、右下腹部の痛みは盲腸の初期症状かもしれないので、

検査をしたほうがいいとのこと。

TATA motors Hospitalは社員しか利用出来ないとのことなので

今朝別の病院に検査を受けに行ってきました。


が・・・


この病院があまりにも小さく、不衛生で・・・。

採血をする部屋と待合室が同じで、

注射器が新品なのは確認させてもらったのですが、

50人もいる部屋で、私服の男性が次から次へと採血をしていたので、

検査を受ける勇気がなく、拒否してしまいました。。。

インドは世界で2番目にエイズ患者が多いので(人口の多さもあると思いますが・・・)

何かあってからでは遅いし、

リスクを払ってまで採血しなくてもいいと思い、やめてしまいました。

そのかわり明日、採血以外の検査をしてもらう予定です。

本当に少しお腹が痛むだけで、他の症状も何もないので、大丈夫だと思いますが!

ちょっとした腹痛でNGOの人や日本のAIESECerを含め多くの人に迷惑をかけてしまい、

申し訳なさでいっぱいな今日この頃です。

そして、外科医の先生から食あたりの可能性が高いから

スパイスや、チョコレートなどのお菓子も食べるのを控えてくださいとのこと・・・。

お腹の為に我慢します!

ではでは:)

1 件のコメント:

  1. 何も問題なくてよかったよかった:)
    ほんとによかった☆
    気をつけて!

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